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小児の看護のコツ

【概論】小児科の看護師さんなら知ってて欲しいプレパレーションについて

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皆さんはプレパレーションという言葉を聞いた事はありますか?

 

子どものバイタルサイン測定のコツとは?の所でも書きましたが、小児科に勤めていないとなかなか馴染みのない言葉だと思います。

 

今日は、子どもに関わる看護師さんには是非知っていてほしい、プレパレーションの知識をお話します。

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プレパレーションとは

まず、言葉の意味ですが、

“プレパレーションは、用意・準備などを意味するが、小児科領域では、病気や入院、検査、処置などによる子どもの不安や恐怖など、様々な心理的混乱を最小限にし、子ども自身の力で対処し、乗り越えられるように個々の子どもに応じた方法で心の準備やケアを行い、環境を整えることをいう。狭義には、検査や処置などの説明を、遊びを交えて行うことを指す”(根拠と事故防止からみた小児看護技術より引用 )

と言われている様に、事前に子どもに分かりやすく、これから何が行われるのかを説明し、出来るだけ処置や検査に前向きに取り組める事で、子どもの「頑張った」「うまくできた」という経験が、子どもの自信になるだけでなく、スタッフとの信頼関係を築く事ができると言われています。

 

特に長期管理が必要な疾患を持っている児には大切な関わりとなり、繰り返される採血や検査を、どう前向きに取り組めるかが変わってきます。

具体的にどうするの?

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では、具体的にどの様に行うのでしょうか?
プレパレーションには、「この物品を使って、この手順で、この時間に行う」、などの決まりはありません

 

その児の年齢や理解力、これから行う処置や検査によって、物品や行う時間等も変わってきますので、個別に対応をします。

ご家族にも参加してもらいましょう

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ご家族の考えを尊重しながら一緒に参加してもらうことで、家族としての考えや同意も必要なので、行うタイミングや普段使っている言葉、物事をどの様に捉えやすいか、児の性格などを聞きながら、いつ行うのか事前に相談します。

 

家族もプレパレーションをに参加してもらう事で、検査や処置の内容を理解してもらい、子どもと一緒に頑張ろうという気持ちを持ってもらいます。

 

また、家族からの説明の方がうけいれ易いお子さんもいますので、子どもが医療者からの説明では理解できなかった時などに、家族が補足出来る様になります。

 

どのタイミングで行うのがいいの?

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タイミングに関しては、幼児期のお子さんにあまり事前に説明しても、忘れてしまうので、前の日もしくは直前に行う事が多いですが、前の日に説明して、自分の中で想像を歪めてしまったり、緊張で怖くて眠れなかったり、恐怖が増してしまうかもしれないと、(特に親が)判断した場合は、直前に行います。

 

ただ、行う時間が違っても、焦って説明するのではなく、児の反応や受け入れ方を見ながら丁寧に行っていきましょう。そのためにも、最低限の年齢別の発達段階や理解力は認知などは勉強しておきましょうね♡

 

ケア中に遊びを取り入れて、子どもに好きになってもらう

次に、年齢や理解力をケアや遊びなどのコミュニケーションをとりながら確認します。
同時にプレパレーションを聞いてもらえる様な関係づくりが大切ですね。
子どもは一緒に遊んでもらった人の事は嬉しくて覚えていますので、忙しくて遊びの時間をとれなくても、そういった時間をケアの中など工夫しながら作っていけるといいと思います。

 

経験的に、女の子なら2歳半男の子なら3歳以降の児には有効ではないかと思いますので、2歳半以降の児には可能な限り、プレパレーションを行えると良いと思います(それ以下の児にもディストラクションや声かけは大切ですね!!)

 

☆年齢別プレパレーションの具体的な方法についてはこちらを参照⇒後編

 

<参考文献>

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